辻元問題で維新vs民進が国会“大乱闘”

2017-03-31
こんばんは

平成28年度も終わりました。
明日から4月だと言うのに
寒い一日でした。



 学校法人「森友学園」(大阪市)の国有地取得疑惑とともに、
隣接する国有地を大阪府豊中市が取得した件が注目されている。
同市は民主党政権時代、公園用地として約14億円の国有地を約2000万円で取得したのだ。
ネット上では「疑問・疑惑」と取り沙汰されているが、29日の衆院国土交通委員会で、
そのプロセスが明らかになった。
この取得劇などをめぐっては、日本維新の会の足立康史議員が国会で、
民進党の辻元清美元国交副大臣の名前を出し、
民進党が反発・否定する“場外乱闘”も展開された。

 「この辺りは、辻元議員の庭みたいなところ」

 維新の足立氏は29日の衆院国土交通委員会で、こう発言した。
辻元氏は大阪府選出だが、約20キロ離れた高槻市や
三島郡のある衆院大阪10区が選挙区である。

 ともかく、森友学園の小学校用地に近い、
「野田中央公園」の国有地取得は最近、永田町内外の関心事となっている。

 公園用地の広さは9492平方メートルで、
森友学園が取得した8870平方メートルより、やや大きい。
やはり地下に埋設廃棄物が確認された。
不動産鑑定価格は約9億1000万円だが、売却価格は約14億2000万円。
ところが、国交省の「住宅市街地総合整備事業補助金」約7億1000万円と、
内閣府の「地域活性化・公共投資臨時交付金」約6億9000万円が出たため、
豊中市の負担は、たった約2000万円だったのだ。

 民進党の蓮舫代表が6日の参院予算委員会で、
「(安倍晋三)首相夫妻の知人に不当に安く国有財産が売られたのではないか」と指摘した、
森友学園の土地取得代金約1億3000万円の、何と約6分の1といえる。

 この取得時期が、2009年9月の民主党政権誕生と前後したため、
ネット上で「疑問・疑惑」が取り沙汰されていたが、前出の委員会で、時系列が判明した。

 自民党の麻生太郎内閣は、
08年秋に発生したリーマン・ショックに対応するための緊急経済対策として、
前出の補助金と交付金を含む補正予算を編成し、09年5月に成立させた。
同年8月の総選挙で民主党が大勝し、9月16日に鳩山由紀夫内閣が発足。
辻元氏は国交副大臣(運輸所管)に就任した。
補正予算は鳩山内閣に引き継がれ、「野田中央公園」の補助金と交付金は
10年の2月と3月、豊中市に交付された。

 つまり、豊中市が土地取得を計画し、「要望書」を提出したのは自民党政権時代だが、
取得したのは民主党政権時代なのだ。
 民進党の玉木雄一郎幹事長代理は29日の衆院国交委員会で、
同公園の土地取得について、以下のように指摘した。

 「実質的には豊中市の自己負担は2000万円だが、
国から支援をもらって14億円の価値のあるものを買った。土地の価値は14億円なのだ」
「豊中市の実質負担が2000万円だからといって、価値自体が2000万円になっているわけではない」

 これに対し、維新の足立氏は同委員会で、次のように語った。

 「(野田中央公園の売却価格)14億2000万円は地域の実勢から出てきた価格ではない。
これは補助制度が作った人工的な数字だ」「大きな疑惑が持ち上がった」「この辺りは、辻元議員の庭みたいなところ」
「野田中央公園こそ、疑惑のど真ん中にある」「森友学園(の問題は)は付随して出てきた」

 森友学園が、国から小学校用地を購入したのは昨年6月である。

 玉木氏と足立氏は26日朝のフジテレビ系「新報道2001」でも、
森友学園の籠池(かごいけ)泰典理事長の妻、諄子(じゅんこ)氏のメールに、
辻元氏に関する記述があった「辻元問題」をめぐって、バトルを繰り広げている。
まさに、「天敵」「因縁の相手」と言えそうだ。

 国交委員会での質疑を受け、夕刊フジでは29日、辻元氏に対し、
公園用地への関わりや、足立氏への対応など、4項目の質問状を送った。

 辻元氏は同日、民進党役員室を通じ、
「お問い合わせの件については、一切関与しておりません。
事実に基づく報道をするよう求めます」との回答を寄せた。
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