“反安倍”狼煙か 「またか」の声

2017-05-31
こんばんは

5月もあっという間に終わりました。
それにしても忙しい一ヶ月でしたが
まだまだ忙しさが続きます。



 自民党内が「政局」めいてきた。学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり、
石破茂前地方創生担当相が、安倍晋三政権にケンカを売った前川喜平前文科事務次官を擁護したのだ。
石破派に所属していた若狭勝衆院議員も、小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」入りを視野に、
「加計学園」問題での政権対応にケチを付け、党本部に進退伺を提出した。
石破氏と並ぶ「ポスト安倍」候補とされる岸田文雄外相は、安倍首相の改憲論に異議を唱えた。
これらは“反安倍”の狼煙(のろし)なのか。

 「スキャンダル系の話で、ことの本質がゆがめられている。
見誤ることがあってはいけないと思う。わが政権において、
事務方トップの事務次官にまでなった人、政権として事務次官に登用している」

 石破氏は27日、TBS系「時事放談」の収録でこう語り、安倍首相の責任に言及した。

 その言いぶりはまるで野党議員で、自民党内では「また石破氏か…」との声が上がる。
共演した民進党の玉木雄一郎幹事長代理は、しきりにうなずいていた。

 安倍首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設計画をめぐっては、
「総理のご意向」などの文言が含まれた「文書」を、天敵の朝日新聞が真っ先に報じた。
前川氏は29日、TBSラジオの番組で「現職のときに確実に手に取って見た文書だ。存在している」と改めて証言した。

 ただ、前川氏は25日の会見で、捜査当局が「管理売春」(売春防止法違反容疑)で内偵していた4東京・歌舞伎町の「出会い系バー」(連れ出しバー)通いも追及された。
前川氏の「貧困女性の実態調査」という言い訳は失笑を買い、文科省の信頼をさらに失墜させた。

 石破氏とリンクしたのか、若狭氏は29日の記者会見で、
進退伺提出の理由として「加計学園」をめぐる政権対応について
「菅義偉官房長官、文部科学省の進め方には問題がある」と語った。

 安倍首相に距離を置こうという“素振り”を見せたのは、石破、若狭両氏だけではない。
宏池会(岸田派)を率いる岸田氏は、安倍首相が打ち出した憲法9条改正について
「今すぐ改正することは考えない」といい、否定的見解を示した。

 「保守本流」を看板に掲げ、リベラル色が強い宏池会は、
池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一の4首相を輩出しており、
岸田氏も“栄光の系譜”に連なりたいとの思いは強いのだろう。

 石破氏らの言動は党内に響くのか、駆逐されるのか。
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